
最近、メルカリなどフリマアプリで「すり替え被害」が話題になっていますよね。
たとえば、
- 「高額商品を買ったけど状態が悪い」と返品されてみたら、中身が別物だった
- すり替え目的で購入され、返品時に偽物が送られてきた
…なんて話もちらほら。
今ではハンディ型の小型プリンターも出回っていて、シリアルナンバー付きのラベルなんて簡単に印刷できてしまいます。
正直、ラベルだけじゃ不安…! という方も多いはずです。
せっかく高額商品が売れたのに、「返品したい」と言われて、しかも中身が違うなんて…。
対応に時間も労力も取られて、本当にダルすぎますよね。
そこで「NFCタグ」の出番です


すり替え防止タグと、NFCタグの長方形タイプを組み合わせてすり替え防止を行なっていきます
NFCタグとは、スマホでかざすだけで情報を読み取れる小型の非接触チップ。
このタグには、重複していない書き換え不可能な“固有ID”(ユニークID)が製造時に割り振られていて、これを活用することで、商品の個体識別が可能になります。
固有IDを活用して、返品されたものがすり替えられていないか確認する手順まで具体的に説明していきます
【iPhone&Android可】NFCtoolsのアプリの読み取りで確認
固有IDは「読む」をタップすることで確認可能です

iPhone

Android
この状態でタグをかざせばOKです

iPhone

Android
読み取り結果(例)
項目 | 内容(例) |
---|---|
Tag type | NTAG213 |
Serial number(UID) | 04:A2:3C:1F:92:6B:80 |
Tech | NfcA, Mifare Ultralight, NDEF |
Memory size | 144 bytes (ユーザーメモリ) |
Writeable | Yes |
Lockable | Yes |
Data format | NDEF formatted |
このSerial number(シリアルナンバー)「04:A2:3C:1F:92:6B:80」がUID(ユニークID)となり、製造時に全て違うIDが発行されるため被ることがありません。
同じようにタグを読み取り、返品されたものが同一かどうかが確認できます。
評価の少ない人や、悪い評価が何件かある購入者には、発送前に、「このタグIDのついた商品を発送しました」と牽制するのも良いと思います。
⚠️すり替え防止のため、返品はお受けできません。
当方では、RFID(NFC)技術を活用したタグによる個体識別管理を行っております。
商品にはユニークID入りのNFCタグを取り付けており、万が一返品を希望される場合でも、
- タグが取り外されていないこと
- チップが破損・欠損していないこと
が確認できない限り、受付いたしかねますのでご了承ください。
安心・確実なお取引のため、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
📦 どんな商品に使える?
- スニーカーやブランド品
- ゲーム機やガジェット
- 高額なコレクションアイテム
など、「すり替えられると困るもの」なら何でもOK。
✅ おすすめポイント
- タグは安い(1枚30〜50円程度)
- スマホで確認できる(iPhone/AndroidどちらもOK)
- 相手に見せるだけでけん制にもなる
すり替えのリスクを減らして、安心して取引したい方は、NFCタグの活用をぜひ検討してみてください!